連結納税導入・運用に係る税務アドバイスサービス

連結納税制度の概要

  • 連結納税制度は経済実態上一体としてみる企業グループ(100%の親子会社)を課税上も一体の組織とみなして課税を行う制度です。

事業部制から完全子会社化した場合の単体納税と連結納税の違い

上図の事業部制と完全子会社化では、経済実体は同じです。したがって、単体納税のように完全親会社と完全子会社でそれぞれ課税するのではなく、連結納税では両社を連結し、課税上も一体の組織として課税します。

 

連結納税制度導入の効果

連結納税制度を導入することにより、

 

  • 企業グループの法人ごとの黒字と赤字を損益通算することが可能となる

 

 

という最大メリットを享受できることとなります。

その一方で連結納税導入時には、

 

  • 一定の場合を除いて資産の評価損益の計上を行う
  • 親会社と子会社で決算日が異なる場合は仮決算を行わなければならない

 

などの事務負担が増加するというデメリットも発生します。

 

アスイー共同会計事務所では、連結納税導入により損益通算のメリットをお客様に享受して頂き、かつ事務コスト削減の体制作りを事務所として全面的にバックアップ致します。