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財務改善

こんな悩みをお持ちの方

  • 金融機関から少しでも低金利で融資を受けたいので、会社の財政状態を改善しようとしているが、そのための手法がわからず具体的な効果が出ていない。
  • 毎期利益を計上しているにもかかわらず、なぜか手元に資金が残らず、資金繰りの状況が芳しくない。そのため、キャッシュ・フローの状況を改善したいが、どのように改善したらいいのかわからない。
  • 過去の過剰な設備投資などが原因で借入金が多額にある、もしくは債務超過の状況に陥っている。このままでは新規の融資を受けることが難しいので、なんとかしてほしい。

財務改善サービスの概要

 

  • アスイー共同会計事務所では、現状把握や施策の提案のみならず、提案した施策の実行段階のサポートやモニタリングについても対応させていただきます。

財務改善の主な手法

 

過去の過剰な設備投資に伴う多額の借入金が存在する場合など、過剰な有利子負債が経営の妨げになっているようなケースでは、負債と資本のバランスを図るために財務改善を行うことが必要といえます。

 

主な財務改善手法としては、以下の方法が挙げられます。

 

〜社内改善型〜

 

  • コストの削減および売上高の増加
    →コストの削減および売上高の増加を図ることにより利益が増加し、その結果、企業内の資金および純資産を増加させ、財務内容を改善させることができます。
  • 資金繰りの改善
    →少しでも支払いを延ばし回収を早められるよう交渉を行う、あるいはリードタイムの短縮など業務プロセスの効率化を図るなどにより、資金繰りを改善致します。これにより、組織内の管理コストを削減し、また顧客サービスの向上につながることで、結果として収益性の向上にも貢献します。
  • 不稼動資産の売却
    →現在稼動していない資産を整理し、売却などによって得た資金を借入金などの返済に充てることにより債務を減少させます。その結果、負債と資本のバランスを改善させることができます。
 
〜金融機関関与型〜

  • リスケジュール
    →借入金の返済が困難になったときに、金融機関に返済条件を変更してもらうことで、債務残高を増加させることなくキャッシュフローを改善させることができます。
  • DES(デット・エクイティ・スワップ)
    →企業にとっての借入である債務を資本に変更する手法です。これにより、企業の債務が減少し純資産が増加することで、財務内容が改善します。結果として、債務者区分の上位遷移が可能となります。
  • DDS(デット・デット・スワップ)
    →金融機関が債務者に対して有する既存の債権を、他の債権に比して劣後化する手法です。これにより、企業にとっての当該債務は劣後ローンに変更されるため、一定期間返済が猶予されます。その結果、資金繰りが改善されるメリットがあります。
  • 債務免除
    →借入金の返済を金融機関から免除してもらうことで、企業の財政状況を改善させることができます。

 

特に金融機関関与型の財務改善手法を実行するためには、企業の現状を把握したうえで、企業にとっての窮境要因を排除すべく実効性の高い事業計画を作成する必要があります。また、金融機関との調整も不可欠となります。

アスイー共同会計事務所の公認会計士は、事業再生業務や自己査定監査業務において、多くの事業計画の作成あるいはチェック経験を有しております。これにより、スピードを重視しつつも効果的な財務改善サポートが可能となります。

 

 

アスイー共同会計事務所の特徴

個々の企業に応じた効果的かつ効率的な財務改善の実施

実態B/Sの把握については、再生案件の実施など過去の豊富な経験および知識の蓄積により、効果的かつ効率的に実施致します。

また、企業の実態を把握した上で、最適と考えられる財務状況の改善手法をご提示し、お客様の同意のもとで、財務改善に係るプロジェクトを進行致します。

豊富な自己査定経験に基づく業種に応じた財務状況の把握

アスイー共同会計事務所の公認会計士は、過去に大手監査法人にて主に銀行や保険会社といった金融機関監査に従事してきました。その過程で、1,000社を超える自己査定監査を通じて融資先の財務状況や業績を分析してきた経験から、業種特有の分析手法などを踏まえたうえで、企業の財務状況を適切に把握致します。

ワンストップかつ複合的な目線による手法の選択

公認会計士、税理士、中小企業診断士によるワンストップかつ複合的な目線から貴社に適した財務改善手法を選択、実施致します。